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四つ葉のクローバー

…ある日、突然やって来た小さな天使。幸せを運ぶ青くない小鳥(笑)と、主と私の毎日です。

小さな天使が来た日

8月の始め、我が家ではひとつの命が尽きようとしていました。

私が20年間を共に暮らした猫が、体調を崩していたのです。

春先から何度か病院通いをしていたので、多少なりとも覚悟は出来ていましたが、やはりやり切れない気持ちでいっぱいでした。


その日私は休日で、猫と共に家の主(ぬし)が帰ってくるのを待っていました。

午後2時過ぎ、いつもより早い帰宅を遂げた主は「ダメかもしれないけど」といって、私の手にそっと小さなスズメをのせました。


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くちばしは大きな黄色いパッキンが付いていて、しっぽもストローをかぶっている…

首もとや背中に、まだ地肌が透けてみえるような小さなヒナです。

私の手に移っても、ほとんど動かず、グッタリとした様子で目をつぶっています。


どうしたの?と聞くと、道に落ちていたとの事。

そばに親らしいスズメがいたので、主は初め、そのまま素通りしたのだそうです。

ところが、車が近くを通るのにヒナは動かず…狭い道ですが、宅配の車や大型のコンクリートミキサー車も走るところです。

道路の隣はすぐに用水路、カラスや野良猫もよく見かけます。

しかも、真夏の炎天下の路上…

気になった主は急いで引き返し、そのコを拾い上げたのだと。